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マドンナ・ヴェルデ、読後感想

昨夜、読み終わりました、『マドンナ・ヴェルデ』。



個人的には、『ジーン・ワルツ』のが面白かったかも。



というわけで、不妊症(不育症か?)の女としての、読後感想を。


自分の母親に、自分に代わって、自分の子供を宿してもらう。



その発想はありかも。
自分がもう妊娠が二度とできない身体で、
すごく若くて元気な母が傍にいて、
その母が代理出産に同意してくれたらね。
だって、自分の体の細胞組織は、
自分を産んでくれた母に一番近いだろうし、
ほかの女性に自分の卵を温めてもらうより、
卵の居心地はいいに違いない。



だけど、この娘は、絶対子宮取っちゃう必要、なかったろうよ。
双角子宮で二つの袋に胎芽が宿って、
それが育たない胎芽だったからって、
まだ妊娠2カ月ないし3ヶ月だったんだったら、
堕胎促進剤で流すなりして、
人工的に流産を起こすことは可能だったはず。



『ジーン・ワルツ』では、
彼女が更に初期の子宮頚がんを併発していたってくだりもあるけど、
それにしたって、子宮は取らなくていいだろう。
子宮奇形を整形する手術だってあるし、
子宮頸がんだって初期の発見だったら、
子宮を痛めずがん細胞を除去することが可能のはず。



そもそも、子宮奇形ってのは、不妊治療とか習慣流産の検査とかしてるヒトが初めて知るもんだし、知らないで流産を繰り返しちゃったり、運よく子供産んじゃってるヒトは少なくないはずだ。
(自分がまさにそうだ)
超初期の妊娠検診のエコグラフィーごときで、双子を宿したことはわかったとしても、子宮奇形までは見えないはず。
それに、誰に妊娠検診してもらったんだっつーの。
自分で自分の膣からカメラ入れることもできないだろうよ。
これも清川先生に頼んだの?



彼女はおまけに、子宮に加えて卵巣も摘出しちゃう。
(正確には、「摘出させちゃう」)
ありえるか?
まだ32歳だぜ。



その後、医師として代理出産を国に認めさせるために、自分の既成事実の代理出産で生まれた子供たちを利用しよう、と考えていたから、あえて借り腹で出産させる必要があった?
それには、取り出した己の卵巣から卵子を抽出して人工受精卵を作って誰かに代理出産させるしか方法がなかったから?
だからと言って、『代理出産』が日本において法的に認められていない、という根本的な事実を知らされないまま、代理母をやらされる実母の気持ちは無視していいものか? 
彼女なら、実母に最初からきちんと説明して理解してもらえるだけの説得力があったであろうに。



自分が双角子宮をはじめとした子宮奇形についてちょっと知識があったから、こうも思えるけど、医師から「双角子宮」と診断された寝耳に水の女性がもしこの書籍を読んでいたら、「もし双子を妊娠したら、子宮を摘出しなくちゃいけないかもしれない!」と不安になるのではないだろうか?



でも、まぁ、あくまでフィクションだけどね。
だけど、仮にも現役のお医者さんでもある著者なんだから、
もう少し世の不妊に悩む女性に違和感が残らない配慮をして欲しかった。






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