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みんな頑張ってるから頑張って

先日従姉2人懐妊スクープを運んできた母。



今日の電話では言い辛そうにこう言われた。
「○○ちゃんも、△△ちゃんも、みんな頑張ってるから…あんたも頑張りなさいよね。まだ完全に諦めたわけじゃないんでしょう?」
○○は先日の日記で紹介した高齢妊娠中の従姉の名前である。
ただ、△△の方は、また別の、去年赤ちゃんを産んで旦那様と折り合いが悪くなって現在シングルマザーで子供を育ててる従姉(月上だが同い年)。
なぜだか、もうひとりの超高齢妊娠中の従姉の名前(仮に□□としよう)は挙がらなかった。



「△△ちゃんは、自業自得じゃない~。気の毒なのは旦那さんだよ~」
と話題を高齢妊娠からずらし、誤魔化したが、
ああ、母はやっぱりまた赤ちゃんの孫が抱きたいのだなぁ、と理解できた。
40までに授からなかったら、2人目は諦めると、以前アタシが話したことがあったのを覚えていたのだろうか。



母にはまったく悪気は無い。
まさか、実の娘が子供を欲してもできにくい体質であると思っていないのだ。
そもそも、一人目は結構スムーズにできたしね。
しかし、一人目を授かる数ヶ月前にアタシが流産したことを、母は知っている。



その、初の流産を体験する前、アタシは子供を授かったことが嬉しくて、8週目あたりで親や親友にも懐妊の報告をしてしまっていた。
まさか流産するなんて、思っていなかったから。
流産の報告の胸の痛みの大きさは、懐妊の報告の胸の高鳴りの何十倍も大きかった。
だから、次の妊娠、つまり長男を妊娠したときは、ダンナ以外の人間には安定期に入るまで懐妊したことを口にせずにいた。



最初の流産を経て次の妊娠に至るまでも、その初期中も、そろそろまた妊娠してもいいんじゃないか、とか、先の妊娠が続かなかったのはアタシのダンナの不摂生のせいじゃないかとか、母は電話口でよく言っていたものだ。
そして、安定期に入ってから出産予定日と合わせて妊娠をあらためて報告すると、「どうしてもっと早く教えてくれなかったの?」と責められた。



母が孫の誕生を期待していることは痛いほど理解できたが、はっきり言って、そうっとしておいて欲しかった。
母のなにげない言葉や期待はアタシにとってはプレッシャー以外の何者でもなかった。
流産してしまった、ということを、数ヵ月後に元気な赤ちゃんに会えることをあたりまえのように楽しみにしていた人たちに報告することが、どんなに辛いことか。それはきっと流産を経験した人間にしか、わからないだろう。



ほかのヒトと同じように頑張っても、同じ結果が出せないヒトもいるのでございますよ、母上。
そして、もしアタシが体外授精をして子を宿したとしたら、□□ちゃんの妊娠を「借り腹じゃないかしらね?」
と言ったように、「借り腹」で子を宿した、と思うのかな。
代理出産ならともかく、自分の卵子をいったん外に出して旦那さんの精子と受精させてまた自分のお腹に戻す、という行為を、果たして「借り腹」と呼ぶのだろうか。



母が出産していた時代にも、子供が欲しくても授からないヒトは、きっといたはずなのに。
そういうヒトは、「あそこの夫婦は子供が要らない主義なのね」とか思われていたのかな。
もしくは、「あそこは夫婦仲が悪いのよ、きっと」なんて陰口を叩かれたり。
もっと前の時代だったら、跡継ぎを宿せない役立たずの嫁と三行半を突きつけられる女性、なんて、歴史物のドラマにはよくある話。
不妊の原因が女性の側にあるとは限らないのにね。
今だって、「子供ができないのは女性ホルモンが足りないからだよ」なんて何の根拠があるのか、偉そうにアドバイスしてくれるヒトもいるからなぁ。



いつの世にも、頑張ってるのに報われない女性や夫婦はいたはずなんだよね。
メジャーじゃないから存在しないように社会からは扱われたりしてるけど。
頑張りましょう、気張りすぎず、気を揉み過ぎずに。
報われないかもしれない、と思いながら頑張り続ける世界中の皆さん。
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